農夫は九州という土地柄が好きだ。
何度か訪問した経験があるが、東京とは違った文化・雰囲気を持っている。
地理的に韓国と近い影響もあるのか、開放的で心情深いある種日本らしからぬ文化だと言える。
あくまで農夫の感覚と偏見だが、世間的に見れば、
●東京=冷淡
●大阪=明朗
●九州=熱情
というイメージだろうか。
もちろん、全てが該当するわけではない。
摂理の主管圏にあっては、土地や環境に縛られずどこにおいても心情的なもてなしを受け、基本的に恵みと感動の溢れる交流ができる。
ただ、九州の教会ではとりわけ情の熱さを感じ、その言葉と行動によるもてなしを通して韓国や先生の香りを感じた。
今年も九州に訪問し、交流してきた。
コンビニで買い物をしていると、とある見慣れない商品が目を引いたのだ。
九州名物、ロイヤル社のかき氷。
62円と安価で、九州では普及しているようだ。
農夫は初めて手にして、その手頃さと満足感から思わず九州を羨んでしまった(妬む段階まで行くと「カインの性格」)。
東京では今まで見た事のないこのかき氷、ところが先日地元で発見してしまったのである。
やはり福音と同じで、良い物は広まっていくものだ。
興味のある方は一度お試しあれ。
導入部分が長くなってしまったが、今回はこのかき氷を基に話を進めていく。
「かき氷」と「野菜」、関連性が想像できるだろうか?
かき氷にはイチゴやメロンなど、果物にちなんだ味も多いが、正確に言うとシロップには果汁は使われていない。
答えは、イチゴ味の「色」にある。
このかき氷は、合成着色料は使わずに「赤キャベツ」を着色料として使用し、赤い色を出している。
野菜から抽出した天然の素材だ。
赤キャベツと言えば、小学校の理科で水溶液のpH(酸性~アルカリ性)を測定するのにも用いられる(紫キャベツ)。
食用に、染色に、実験にと引っ張りダコだ。
赤キャベツが食され自ら(主体)が活かされる場合と、色鮮やかに染め他者(対象)を活かす場合。
自分も相手も活かすのは、理想の指導者像である。
先生はベトナム戦争で、銃を向けて敵と対峙したという極限の状況下でも、神様からの「愛しなさい」という言葉を聞いて、撃たずに敵を愛した。
結果的に、自分も相手も生かされたのだ。
愛によって、人生の極限的な問題が解決されたのである。
これからは赤キャベツを見るたびに、命を愛する先生の精神を感じようと思う。
「敵を愛し、迫害する者のために祈れ」(マタイによる福音書5:44)