人の心の傷の深さって、相手がどういう風に見えるか、とか
どういう虐待を受けたかとかでは
とうていはかれないものです
心の傷は、「本人が傷ついたかどうか」という問題であって
他人から見て幸せそうに見えるとか、
虐待を受けてないから傷ついてない
というものではないんですね。
だから、逆に、身体的な虐待を受けなかった人のほうが
心の傷を自覚できなくて、無意識に傷ついたまま
苦しい生き方を続けることもあります
また、あまりに過酷な環境で育つと、
本人の脳がその記憶を無意識に思い出させないようにするため
過去の悲しい記憶が抜け落ちているために
自分が傷ついたこと、いまだに傷を癒せていないこと
に気づかないで生きていることもあります。
だから、自分は、そんなにひどいめにあってないよ、とか
私より大変な状況で生きてる人がいるから私はましな方
という考え方で自分を判断せず、
自分自身の心がいつも平安で満たされているのか
心から自分を愛し、心から安心して生きていけているのか
自分の心の中にいる、「本当の自分」によく聞いてみてください
何気ない一言で傷ついて無性に泣けてしまったり、
怒られると、昔怒られていた記憶も一緒に出てきて
よけいに落ち込んでしまうときは
あなたの中の本当のあなたが
「そろそろ、私に気づいて。私のことを癒してほしい。」
と話しかけているのかもしれません。
天真爛漫に、愛情いっぱいに育つはずだった、本当の自分が
心の隅に追いやられたままで大人になってしまったなら
その子の存在を認めてあげて、
その子に話しかけることから始めてください。
「本当は何に傷ついていたの?
本当はどう生きたかったの?」
って。
本当の自分と対話を始めることで、
あなたの心の回復は始まっていきます。