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銀河への第2の手紙 セロリ

Posted by トマトの福音書 ~成約摂理聖書外伝~
 

育ってきた環境が違うから
好き嫌いは否めない
夏が駄目だったり セロリが好きだったりするのね

SMAPの曲は親しみやすい上に歌いやすいものが多く、農夫もカラオケの際には良く選曲している。
『セロリ』もその一つだが、冒頭に一度セロリの語が出てくるだけで、この曲は歌詞全体からしてセロリを連想させるような構成ではない。
「好き嫌いが人それぞれで、様々な個性の人間がいる。中には癖のあるあのセロリが好きな人さえいる。」
きっとそのような意味合いだろう。

さて少年少女にとって、セロリは天敵ではないだろうか。
あの独特な香りと歯ごたえは、純粋な幼心を一瞬にして憂鬱にさせることが可能であり、他と比べて群を抜いて「嫌いな野菜」にノミネートされることだろう。
しかし、恐れることなかれ。
努力していけば、大人に近づくにつれてその風味の良さをきっと理解できるようになるはずだ(個人差はある)。
農夫の小学生時代にも、見ているだけで涙が出てしまいそうに大嫌いな野菜があった。
しかし現在では、何ら問題なく食べられる。
時が解決してくれることもあるけれど、まずは敵(?)について知ることが大事である。

セロリの野生種は、ヨーロッパ~インド西北の冷涼な山岳地帯の湿地に、紀元前から自生していた。
その歴史は意外にも古く、古代ギリシア・ローマ時代から使用されている。
当時は「セノリン」と呼ばれ、薬草、香料、葬礼用の植物として用いられた。
その強力な香りが魔除けになり、古代エジプトでは亡骸の悪臭を取り除くために使われ、
また古代ギリシアでは競技の優勝者に月桂冠の代わりとして贈呈されていた。
ちなみに当時の貨幣に、葉の絵柄が描かれていたようだ。

日本への伝来は、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に、加藤清正が持ち帰ったとの説が存在している。
そのため、「清正人参」とも言われる。
人参も、セロリと同じくセリ科の野菜だ。
ちなみに韓国人は、朝鮮半島で残虐行為を行なった秀吉に対して良いイメージを持っていない。
セロリが食用とされたのはイタリアが最初で、17世紀に入ってからのことである。
日本へは、秀吉の代も含めて大きく3度渡来している。

江戸時代後期の19世紀、文政年間にオランダ船によって再度伝わった。
セロリの和名は、「和蘭陀三葉」(オランダミツバ)と言う。
三度目の渡来は幕末、横浜の外国人がセロリを栽培するも失敗した。
現在の日本品種は全てアメリカ産で、1970年代以降から広く栽培されるようになった。

セロリは、ケルト語で「水」を意味している。
耐塩性があり、水辺の地で涼しい気象条件での生育を好む。
長野県諏訪・松本・小海などが名産地で、冬には静岡県や福岡県などからの物量も多い。
セロリには、カロチン、ビタミンB1・B2・C・E、カルシウム、鉄、食物繊維が豊富に含まれている。
また、品質低下の早い野菜だ。
セリ科のセロリには、食欲増進、精神安定、疲労回復に効果がある。
葉には整腸、利尿、強壮、消臭作用があり、16世紀オランダでは神経症状改善薬として使われた。
栄養素は主に緑の葉に詰まっており、白色部分は少ない。

「良薬は口に苦し」と言われるように、健康や体に良いものは、時として受け入れがたい場合もある。
それは食に限らず、例えば教育上で必要な躾や叱責でもそうであろう。
「口には甘く、腹には苦い御言葉」(ヨハネの黙示録10:9-10)という聖句もある。
人は見た目だけでは判断できないように、何事も上辺だけでなく本質を捉えることが大事なのである。
トマトの福音書 ~成約摂理聖書外伝~-セロリ

2008-12-2 20:15


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ハレルヤ アーメン 755 P  
リンクURL
http://ameblo.jp/gospel-of-tomato/entry-10172684947.html 銀河への第2の手紙 セロリへの外部リンク

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