心の傷って、目には見えないので
どれくらいの傷で、どの程度治療が必要なのか
わからないことが多いです
でも、心の傷も体にできる傷と同様、
治療の時間が必要なんです
特に、その傷を放置したまま、長い時間かかっていたなら
治療に要する時間が長いことを考えた方がいいかもしれません
というのは、もし自分が転んでひざから血が出てしまったとします
その傷をそのまま放っておいたらどうなりますか?
ただのかすり傷だとしても、
転んで血が出た後すぐに洗って
傷口を清潔にしておかないと
いつの間にか傷口が化膿してしまいます
また、小さな傷だったとしても、
そのままにしておくからそこからバイ菌が入り込んで
熱を出してしまう可能性だってあり、
小さな傷とはいえ、早くに傷口の手当をすることが
大切です
心の傷もおんなじです
もしかしたら、自分が気づいた傷は
何年も傷とわからず、ほったらかしになっていたかもしれないし
傷とわかっていても、痛みを感じるのが嫌で
見ないようにしていたら
よけいにひどくなってしまった傷かもしれないんです
人は傷があると心が固くなりやすいものです
なぜかというと、
傷口が治っていないばかりか
化膿して膿みを出しているくらいの状況なので
過去の傷は、過去の傷ではなく
まだ、今現在進行中の傷だからです
傷の痛みを感じることは誰でも苦痛なので
痛みを感じにくいように、
心の傷を感じそうな場面に出会ったときに
無意識に自分を守ろうとして
ふいに攻撃的になったり、
あるいはその場から逃げようとしたり
あるいは、何も考えないようにしたり
あるいは、話しをそらしてみたり
傷に触れられないための努力をしてしまうからです
傷を受けたとしても
傷を癒し、傷口がふさがっているのなら
同じような場面に出会っても
自分の気持ちを解放することができるし
過去の傷を、現在の傷のように
痛がることもありません
ちくっと痛むとしても
ああ、そんなこともあったね
と冷静に考え、現実を楽に受け止めることができるのではないでしょうか
だから、心の傷を無視しないでください
気づいた傷から
あせらず、時間をかけて
癒してあげましょう